インフラエンジニアのキャリアパスとして、スペシャリストを目指すなら

キャリアパスを広げよう!インフラエンジニア編

スペシャリストになるための掟

インフラエンジニアがスペシャリストを目指すためには、いくつかの掟があります。将来のキャリアアップのためには、これらの掟は欠かすことができません。全部で10個の掟を、関係するもので分けながら紹介していきます。

スペシャリストになるための掟

知識やスキルに関する掟

スペシャリストになるための掟

1.事実を求めること
インフラエンジニアに必要なのは、事実だけを求めるということです。自分の個人的な理想や希望などに従って物事を判断することは避け、構造や方式、データなどの事実を基に判断するようにしなければなりません。
2.自身で検証すること
インフラエンジニアが新しい機能や実装を理解しようとする時には、それについて書かれた本や記事などを参考にすると思います。この時注意するのが、読んで終わりにしてはいけないということです。書かれている情報が全てではないため、自分で検証して理解することが大事です。
3.無知は罪であること
インフラエンジニアの仕事の範囲は広いので、全ての知識を完璧にするということは難しいかもしれません。しかし、全く知らないというのでは話にならないので、ある程度は知識を身に着け、何も知らないという分野がないようにすることが必要です。
4.褒められた時こそ警戒すること
自分の仕事が褒められると、誰でも嬉しい気持ちになると思います。しかし、「嬉しかった」ということで終わらせてはいけません。そこで気持ちが途切れることのないように気を付け、その後も技術を高めていくように心がける必要があります。
5.理解を優先すること
インターネットユーザーからすると、インフラエンジニアは裏方という存在でしかありません。インフラエンジニアは自分を理解してもらおうとするのではなく、ユーザーが求めることを理解して仕事をすることが大事です。

コミュニケーションや情報発信に関する掟

1.エンジニアと会話すること
書籍やセミナーだけでは、エンジニアの本質的な考えは理解できません。そのため、直接会話をして考え方を知ることが大事です。
2.自らナレッジを発信すること
情報は発信しなければ誰にも伝わらず、価値のないものになってしまいます。ブログなどで情報を発信することで、新たな考え方を知ることができるなどのメリットが得られます。
3.時間を作ること
同僚や上司と会話をして情報をやり取りすることは、仕事をする上で非常に大事なことです。時間がないからといって話さないのではなく、話し合ったり勉強したりできる時間を作るようにしましょう。

仕事とプライベートに関する掟

1.ITに理解がある人をパートナーにすること
インフラエンジニアは、プライベートにも仕事を持ち込むことがあります。そのため、仕事だけでなくプライベートにおいても、ITに理解がある人をパートナーにすることが大事です。
2.楽しくなければ転職すること
何事も、楽しくなければ仕事や勉強を続けることはしないと思います。もし楽しくないと感じたら、将来のためにも早めに転職をするようにしましょう。