インフラエンジニアのキャリアパスとしてプロジェクトマネージャーに必要な能力とは

キャリアパスを広げよう!インフラエンジニア編

プロジェクトマネージャーに必要な能力

インフラエンジニアは、プロジェクトマネージャーというキャリアパスを選択できる職種です。プロジェクトマネージャーはプロジェクト全体を見渡してまとめる役割を果たすということで、誰もが簡単にできるというものではありません。もしこのキャリアを目指すのであれば、その前にいくつかの必要な能力を身に付けることが必要です。ここでは、身に付けるべき4つの能力を紹介します。

プロジェクトマネージャーに必要な能力

コミュニケーション能力は必須

プロジェクトマネージャーに必要な能力

プロジェクトマネージャーには、プロジェクト開発を円滑に進めて成功へと導くという大きな役割があります。プロジェクトは自分一人で行うものではなく、複数のメンバーと一緒に行うものです。
そのため、円滑に進めるために、プロジェクトマネージャーには高いコミュニケーション能力が求められます。この「コミュニケーション能力」は、5W1Hを適切に運用することと言い換えることができます。つまり、誰に・何を・いつ・どのようにを押さえながらコミュニケーションをとるということです。この4つを押さえながら、「適切な相手に」「適切な情報を」「適切なタイミングで」「適切な手段で」伝えることができれば、相手との意思疎通で困ることはなくなります。

トラブルをどう解決するのか

プロジェクトを進めていると、どうしても途中でトラブルが発生することがあります。そのため、プロジェクトマネージャーには高い問題解決能力も求められます。この能力は、ただ問題の本質を見抜いて最適な解決方法を提案することだけではありません。それに加えて、自分が先頭に立って解決へと進んでいくということも必要なのです。

メンバーを引っ張っていく能力

プロジェクトリーダーは、メンバーをまとめてプロジェクトを進めるということで、リーダーシップと人徳も求められます。チームが動くためには、各メンバーに目標を設定して、それを達成できるように具体的な方法を明確にしなければなりません。こうすることで、メンバーのモチベーションを高いまま維持することができ、成功へと導くことができるのです。
また、プロジェクトリーダーには統率力も必要ですが、これは、ただ引っ張っていこうとしても付いてきてくれるものではありません。そこには、人徳が必要なのです。人徳がある人というのは、誰もが付いて行きたいと思う人であり、つまりは間違ったことや不正をしない人と言い換えることができます。

より良いものを作ろうとする気持ち

最後に、プロジェクトの成功に対する執着心を持っていることも大事です。有能なプロジェクトマネージャーは、ただ与えられた目標を達成するのではなく、それ以上に良いものを作ろうとする傾向にあります。このような執着心を持って仕事をすることは、周りからの高い評価にも繋がります。プロジェクトマネージャーを目指すのであれば、これらの能力を事前に身に着けておくようにしましょう。