インフラエンジニアの具体的なキャリアパスを考える

キャリアパスを広げよう!インフラエンジニア編

具体的なキャリアパスとは

インフラエンジニアには、様々なキャリアパスが考えられます。IT業界に入った最初の頃はまだ駆け出しの時期ということで、まずは様々なことを学んで確実に技術力を高めていくようにします。1~3年の駆け出しの時期にどれだけ技術力を養うことができたかは、今後のキャリアパスに大きく影響します。そのため、この時期を無駄に過ごすことのないようにして、次のキャリアに繋げていきましょう。

具体的なキャリアパスとは

プロジェクトマネージャーを目指す

具体的なキャリアパスとは

インフラエンジニアにとっては、将来思い描く一つのキャリアとして「プロジェクトマネージャー」が挙げられると思います。プロジェクトマネージャーは、システム開発の責任者・管理者となって全体をまとめていく仕事になります。そのため、プロジェクトの状況を的確に把握して各メンバーの能力を管理して仕事を進めていく能力や、高い交渉力や技術力が必要です。加えて、プロジェクトのメンバーを率いるということで、高いコミュニケーション能力も求められます。プロジェクトマネージャーを目指すのであれば、プロジェクトを何度も経験して知識と経験を増やし、全体を管理者の目で見れるように努力することが大事です。

管理職を目指す

プロジェクトマネージャーとはまた違ったキャリアとして、「社内管理職」も挙げられます。つまり、課長や部長といった管理職を目指すということです。このキャリアを積むためには、まずはインフラエンジニアとして業績を積むことが求められます。そして、その企業に長く勤務して貢献することも大事です。しかし、これは企業の制度によって変わるので、必ずしもこの方法でなれるとは限りません。

一技術者として長期間勤務する

キャリアパスを考える時には、どうしても上のキャリアを目指そうという考えばかりになりがちです。しかし、長くインフラエンジニアとして仕事をしながらも、そのまま一技術者として仕事を続けるというキャリアもあります。この場合は、周りの若いインフラエンジニアにも負けないように、人一倍技術力を磨こうと努力する姿勢が求められます。管理職になると、どうしても技術を磨くことができなくなることが多くなります。そのため、もし常に高い技術を持って仕事をしたいというのであれば、このようなキャリアもお勧めです。

他の職種への転職をする

最後に、インフラエンジニアのキャリアは、必ずしも同じ職種に限るというものではありません。仕事を続けていくうちに、他の職種に変えたいという人も出てくると思います。IT以外の業種への転職は簡単ではないかもしれません。しかし、社内であれば、インフラエンジニアから営業などへの転職も比較的楽にできると考えられます。この場合は、同じ会社の中で一定の業種に絞ってスキルを高めてから、次のキャリアに進むという方法を取ると良いでしょう。