インフラエンジニアのキャリアパスのひとつである管理職に求められる責任とは

キャリアパスを広げよう!インフラエンジニア編

社内管理職に求められる責任

インフラエンジニアは、社内管理職のキャリアを目指すこともできます。管理職になるということは、部下を持つということです。部下が仕事を続けられるように、管理職はマネジメントをしなければなりません。

社内管理職に求められる責任

部下を考えることは自分の評価

社内管理職に求められる責任

キャリアとして社内管理職を目指すのであれば、自分に部下ができるということであり、部下を考えながら仕事をするということです。もし部下のことを考えることができず、モチベーションの管理が不十分になってしまえば、部下は会社を辞めてしまうかもしれません。辞めるのは勝手だと思うかもしれませんが、途中で辞めてしまうと、人材を育てることができなくなります。
そうすると、管理職である自分の評価も上がらず、結局は自分が苦しい思いをすることになるのです。それを避けるためにも、社内管理職になるのであれば、どのような役割が求められてどのような責任を負うのかを知らなければなりません。

求められる7つの役割

1.部下を守る
部下が仕事で失敗したりトラブルを起こしたりしたときは、それを聞いた管理職の自分が自分の上司に伝えることになります。この時、部下から聞いたトラブルの内容を、ありのまま広めないようにすることが大事です。部下を守ることは、今後も自分に正直にトラブルを報告してくれることに繋がります。
2.人前で褒める
部下が功績を残した時は、なるべく人前で褒めるようにします。こうすることで、大勢から褒められたという気持ちにさせることができ、モチベーションの維持をすることができます。
3.人のいない所で叱る
もし叱る場面が出てきたら、人のいない所で叱るようにします。また、ただ叱るだけでなく、事実関係の確認や原因の究明をさせることなども必要です。
4.未来予測
管理職は、ただ机に座っているだけではいけません。自ら積極的に部下と交流して、現場の最新情報を集め、次にどうすれば良いかを予測することが大事です。
5.ストレスのコントロール
ストレスと聞くと良いイメージがないかもしれませんが、適度なストレスは良好なパフォーマンスに必須です。そのため、ストレスを管理しながらパフォーマンスのアップダウンを図るようにします。
6.仕事に没頭させる
「仕事は楽しい」と部下に思わせることも、管理職の役割の一つです。部下に合った難易度の仕事を割り振り、その目的や価値をはっきりさせ、邪魔の入らない環境で作業させるようにしましょう。
7.チームの結束を固くする
チームのメンバーのことが分かっていなければ、結束を固くしようとしても上手くいきません。そこで、メンバー同士が語り合い聞き合うという「オフサイトミーティング」を導入することが大事です。こうすることで、メンバーの”意外な素顔を知ることができ、結束を高めることができるようになります。